帝王切開って実際いくらかかるんだろうと思いませんか?
今回は私が実際にかかった費用について公開したいと思います。
全国平均と熊本県の出産費用
都道府県によって出産費用の差があり、私が出産したのは熊本県です。
平成28年度と少し古い文献にはなりますが公益社団法人国民健康保険https://www.kokuho.or.jp/statistics/birth/2017-0620.htmlが発表している出産費用によると熊本県の出産費用は平均費用が415,923円と全国2位の安さです。
全国平均が505,759円なので熊本県は圧倒的に安い!(入院日数6日間の正常分娩の場合)
合計金額
469,720円(出産一時金により手出しは49,720円)
入院日数9日間(赤ちゃんは転院したので8日入院)なので少し安くなっています。前日の概算では485,680円の予定でした。
内訳
入院料 | 300円 |
室料差額 | 0円 |
分娩介助料 | 270,000円 |
新生児管理保育料 | 48,000円 |
検査・処置手当量 | 0円 |
検査・薬剤量 | |
産科医療補償制度 | 16,000円 |
その他 | 18,460円 |
一部負担金等 | 116,960円 |
そのたには食事代やオムツ代、一部負担金には新生児聴覚検査、マススクリーニング代などがあります。
私が入院した産院は熊本の中でも高い方ですが、それでも約470,000円と全国平均よりは安いです。個室でしたが室料差額は取られず、入院料が安いところが他の都道府県と比べて安い要因なのかもしれません。
熊本には出産や出産後のアフタフォローで有名な福田病院がありますが、何も負担がなければ出産一時金内で収まるとのことです。
利用した制度
- 出産一時金
- 直接支払金制度
- 産科医療補償制度
出産一時金
対象者:公的医療保険の被保険者または被扶養者 妊娠4ヶ月以上で出産をした方
支給額:一児あたり42万円(在胎週数が22週に達していない、産科医療補償制度加算対象出産ではない場合は40.4万円)
直接支払金制度
医療機関等が被保険者等に代わって協会けんぽに出産育児一時金の申請を行い、直接、出産育児一時金の支給を受けることができる制度。https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g6/cat620/r310/#q2
産科医療制度
分娩時に何らかの理由で重度の脳性麻痺となった赤ちゃんとご家族の経済的負担を補償する制度。
補償の対象は出生時期で異なります。
2009年1月1日から2014年12月31日までに出生した場合
2015年1月1日から2021年12月31日までに出生した場合
2022年1月1日以降に出生した場合で
在胎週数や出生体重の基準、および在胎週数28週以上の「所定の要件」が異なります。詳細はこちらhttp://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/pregnant/outline.html
- 出生体重1,400g以上かつ在胎週数32週以上、または在胎週数28週以上
- 先天性や新生児期等の要因によらない脳性麻痺
- 身体障害者手帳1・2級相当の脳性麻痺
民間の医療保険に入っていれば手出しは少ない
出産一時金は公的保険の一部ですが、民間の医療保険に加入していれば負担金は少ないです。
民間の医療保険の申請中ですが、書類の記入の関係上まだもらっていません。
産院で記載してもらう書類があるのですが出来上がるまでに3週間かかるとのことです。病院によっては書類作成に費用がかかる場合もあります。もし申請する予定がある妊婦さんがいれば、早めに準備をしたほうが良いです。
