シンガポールを旅行するとしたら、どの交通手段で移動しようか悩むのではないでしょうか?
シンガポール中心地にはMRT・バス・タクシーやリバータクシーがあります。
料金を取るか、便利さを取るか、景色を取るか、珍しさを取るかで違ってくるので紹介したいと思います。

目次
MRT(Mass Rapid Transit)

MRTは地下鉄の事です。渋滞が起こらないので旅行者にとっても便利な乗り物になります。
路線はサークル線・ダウンタウン線・東西線・東北線・南北線の5つあります。
始発は早朝5:30〜6:00頃、最終は23:00〜24:00頃です。
MRT 、 EZlinkカードのホームページ:https://www.smrt.com.sg/
禁止事項
- 車内や駅構内で喫煙や飲食禁止
- 車内や駅構内を歩き回ってはいけない
当たり前ですが
- 期限が切れている切符でMRTに乗ってはいけない
- 座席の上に足を置いてはいけない
シンガポールならでは
- ドリアンを持ち込んではいけない
と常識的な事もありますがドリアンは持ち込まないは日本では考えられませんね。
禁止事項をしてしまうとS$5,000の罰金が発生します。
チケットの種類
- スタンダードチケット
- Ez-linkカード
- シンガポールツーリストパス
スタンダードチケット
6回まで乗車に使用可能なカード。チケット購入時は¢10のデポジットが取られますが、6回目の乗車ではデポジットは返金されます。
Ez-linkカード
チャージ式のICカード。カードはS$12で使用額はS$7。残額はチケット窓口でカード代S$5は返金されませんが払い戻しされます
シーンガポールツーリストパス
旅行者向けのMRTとバスの乗り放題パス。1日用S$20、2日用S$26、3日用S$30の3種類があります。(デポジットS$10を含んでいます)発行日5日以内にチケット窓口へカードを返金すればデポジットは戻ります。
Ez-linkカードは前日のブログで詳しく書いているので興味があれば覗いてみてください。
バス

バスを乗りこなすことができればほとんどの場所に行く事ができます。
ただし、バス停には名前がなく、車内アナウンスがありません。
その時に便利なアプリが『Singapore Maps』

バスの路線、料金、運行時間が検索できるアプリなので、ダウンロードしていると現地で役に立ちます。
『Google マップ』でも代用できます。

バス会社・バス路線のホームページ
- SBS Transit:https://www.sbstransit.com.sg
- SMRT:https://www.smrt.com.sg
乗り方
①目的地まで行くバスが停まるかをバス停の路線ボードで確認。
②乗りたいバスがきたら手を挙げて停める
③バスは前から乗る。料金は乗車時に払う。Ez linkカードなどのICカードをセンサーにかざす。現金を使用する時は小銭を用意。お釣りはもらえない。
④アプリの地図を見ながらGPSによる現在地が目的地近くまで来たら、車内のポールについている赤いボタンを押す。
⑤Ez linkカードなどのICカードをセンサーにかざして後ろから降車する。
※車内アナウンスがないのでスマホアプリとGPS機能は必須になります。MRTと比べると難易度が高いです。
料金
最安でS$1.4〜、その後¢10〜20ずつ増加して行き、S$2.5まで。
バス停の数ではなくて1区間900mの距離によって加算されます。
※Ez linkカードを降車時にセンサーにかざし忘れると最終地点まで乗ったことになるので最大料金が取られてしまいます。
料金とは関係ないですが
バスもドリアン持ち込み禁止です。
そんなにシンガポールの人はドリアンを持ち込んでいたのでしょうか?
タクシー
タクシー乗り場やホテルや観光地、道路沿いから捕まえることができます。目的地まで運んでもらえるのでMRTやバスよりも便利になります。
料金はMRTやバスに比べると高いですが日本ほどではありません。急ぎや歩くことに疲れたり、乗り換えが多い場所ならばタクシーに乗った方が良いかと思います。
乗り方
表示灯が緑だったら空車
表示灯が赤色だったら乗車不可
タクシー乗り場から乗車するか道路脇であったら手を挙げて乗車します。
注意点
○道端に引かれた2本のジグザク線は「車の一時停止禁止」になるのでタクシーは停まることが出来ない。
○シートベルトは後部座席も締める。罰金としてS$120課されます。
料金
初乗りS$3.2〜
10kmまでは400mごと、10m以降は350mごとに¢22〜25加算されます。
追加料金一覧
深夜(0:00〜5:59)に乗車 | メーター料金の50%増し |
ピーク時 (月〜金6:00〜9:29、月〜日、祝日18:00〜23:59) | メーター料金の25%増し |
リゾートワールドセントーサから乗車 | S$3 |
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイから乗車 | S$3 |
チャンギ国際空港から乗車 | S$5 |
チャンギ国際空港から金〜日曜の17:00〜23:59に乗車 | S$3 |
シティ・エリアから月〜日曜の17:00〜23:59に乗車 | S$3 |
月〜金曜6:00〜9:30、月〜日曜18:00〜24:00の 利用直前で呼ぶ | S$3.3 |
上記時間以外に直前に電話で呼んだ時 | S$2.3 |
30分以上前に予約した時 | S$8 |
※ERPゲートを通過 | 随時S$0.5〜6 |
※ERPゲートとは?
道路の通行料金を徴収する電子道路課金制度用のゲートになるので通ると料金が課金されます。日本でいうETCみたいなものです。
タクシーの種類
料金安い・・・赤・青・黄・緑・銀・ブラウンとカラフルなタクシー
※ベンツなどの高級車だとやや高め
料金やや高い・・・白色
高級タクシー・・・黒色
シンガポールでタクシーを利用するならカラフルなタクシーを利用してください。元々の料金が安いので黒色タクシーに乗ってもそんなに高いと感じませんが、
コストを抑えたいならカラフルタクシーに乗りましょう。
高級タクシー以外でお願いしますと言ったら、なぜか黒タクシーが来ました!英語が話せないのでしょうがなく乗ってしまいましたが、断る事もできます。
リバータクシー

シンガポール川を行き来する水上タクシー。マリーナエリアの移動に便利。
シンガポール・リバークルーズホームページ:http://rivercruise.com.sg
乗り場
- ロバートソンキー
- クレマンソー
- クラークキー
- ボートキー
- エスプラネード
料金
1区間一律S$5
Ez-linkカードでしか支払いが出来ない。現金不可。
運行日時と運行時間
土日祝日を除く8:00〜10:00、17:00〜19:00
まとめ
行く場所によって公共交通手段を使い分けると、歩く時間を短縮して時間を有効に使えます。
移動のための乗り物だけでなく、観光も兼ねてバスや水上タクシーに乗ったらいかがでしょうか。
シンガポールの街中を見て回るのもなかなか楽しいですよ。
